シャングリラのウィキです



「なぜ私達が贅を尽くし、貴様ら平民達から搾取するのか、そんな事は簡単だ。貴様ら衆愚には叡知よりも実感こそが意味を成すからに決まっているだろう」

「同じように生まれた生物だとしても、私達は幼い頃から学んだ教養があり、国を背負う責務があり、積み重ねた歴史の誇りがある。自分勝手に国を荒らすような輩に政を乱されてはかなわん」


「よく生物に喩えられるように、国家とは頭なくしては成り立たん。貴様ら指先如きが頭に反旗を翻すなどという事はあってはならんのだ。
それ故に自由という病を全身へと広げる前に切除するのは道理だろう。貴様らのような疾患が起きるからこそ、私達は常に気を配り、例え兆候であっても潰さねばならん」

「王の血を継ぐ尊いお方達の慈悲により貴様らは生かされている、そのことを努々忘れず、国のために働くのだ。」

名前:トゥーリ・クサントス
読み仮名:

性別:男
年齢:34
役職:上流階級の貴族

性格:合理主義者にして忍耐力のある冷静な人物。その生まれと実家である貴族の力関係からか上からも下からもせっつかれる中間管理職のような立ち位置にいるため、苦労性でもある。情を排した冷酷な判断を下すことも多い一方で、行き過ぎた罰や処分では国は富まないと考えているため、結果的に万人が一番損の少ない結論を出そうと厄介事を背負い込むこともしばしば。結果的に極一部の人間からは優しいと評されることもある。
また、几帳面できっちりと準備や計画を整える性格で、予想外や想定外、突発事態が起きると眉間の皺が増えて胃を痛めることもしばしば。

仕事人間であるため能力主義の効率主義、たとえ平民であろうとも結果を出すものはある程度重用するなど、建前と屁理屈を使い柔軟な思考も持っている。

容姿:身長188cm、痩せ型で金髪碧眼。肩に届かない程度の長さで髪を切り揃えており、将来的にもこれより長くも短くもするつもりがない。基本的に無表情で冷ややかな雰囲気を纏っており、一見すると動く彫像のような印象を与える。とはいえ、内面を外に出さないようにしているだけであり、親しい者や気を抜いても構わない相手には穏やかな表情や怒りの表情を見せることもある。忙しさや厄介事のために眉間の皺はもはやデフォルトレベルであり、基本的には眉間に皺を寄せた難しい顔をしている。

天恵:相手の嘘を吐いているかどうか分かる天恵
正確には相手の発言の中に嘘があるかどうかという判定を行える天恵。
たとえば、「トマトは青色で甘いが少し青臭い」という発言に嘘が混ざっている事は理解できても、名前が嘘なのか色が嘘なのか味が嘘なのか風味が嘘なのかまではわからないといったように、その発言の中に嘘があることだけは理解出来るものの嘘の特定までは出来ない天恵である。

また、本人はそれを本当のことだと思いこんでいる、どちらとも取れるような曖昧な返事に対しては天恵が働かず、その場その場の気分で意見が変わるような者には嘘を判別出来ても意味がいないという弱点がある。

本人曰く出来の悪い嘘発見器。

神器:
装備:護身用のナイフ

備考:一人称:私
二人称:(上位、あるいは同位の者)貴方、役職 (下位、あるいは平民)貴君、貴様、お前
三人称:目上に対しては名前+様付け、下に対しては呼び捨て
上流の貴族の三男として生まれたものの、天恵を持って生まれたために親衛隊に入隊させられそうになったところ、実家の権力と積んだお金、判明した天恵が戦闘には全く活かせないものであったため貴族として生きることを許された。
その代わりに文官として国に仕える事になり、純粋な貴族ではなく、かと言って親衛隊でもない微妙な立場にいる。そのため上流の中でも最も下に近い立場であり、下手をすれば上位の親衛隊よりも立場は低い。

とはいえ、あくまでも貴族であるため平民が国や王、貴族に反逆するのであれば一族郎党処刑するのは当然だという価値観を持ち、反逆軍に対しては厄介事を起こす面倒な組織という認識。

その出自と天恵のため、人を信頼して頼ることをせず、何でも自分でこなす人生を送ってきた。立場の関係上、貴族や親衛隊の根回しや事後処理を行うことが多く、平民達の矢面に立つことも多い。
また、雑務や整合性を合わせるための会計処理など、こなさなければいけない仕事は多く栄養ドリンクを常用しているほどにオーバーワーク気味。天恵のために自ら尋問や情報収集を行わなければならないことも多々あり、その生活は仕事一色で多忙を極めている。

また、対外的には天恵のことを条件はあるものの心を読める能力だと嘯いており、極一部の親しい間柄の者や王族にしか本当の天恵を明かしていない。

部下であるリュカに関しては、上流の貴族に出世するために野心的に行動していた際にトゥーリを敵対視する貴族によって毒を盛られたことが始まり。病と公表しながらも解毒方法を探すうちに、治癒の天恵を持つリュカに救われることになる。
それからは後見人としてリュカを親衛隊に推薦し、自らの部下として取り立てた。それからは自らの部下としてスパルタ教育を施しながらも重用し、表には出さないもののトゥーリが心を許せる数少ない存在。

フレイジアに関しても、かつてフレイジアの教育係として抜擢されたことがあり、彼女との関係はそこからのもの。
当時出世を重ね上流に名を連ねたばかりだったトゥーリに、立場と影響力は強いものの不安定な幼子の教育を押し付けて失態を望まれるという半ば嫌がらせという形で選ばれた。

トゥーリ自身も子守同然の仕事に表には出さないものの不満は大きかったが、トゥーリの出した課題をきちんとこなすフレイジアの勤勉さに対応を改めて教育を真剣に施すようになる。
とはいえ、真剣な教育とは己の基準でフレイジアがこなせるギリギリの課題と教育を与えることであり、幼い少女に施すには異常ですらあるほどの知識と経験を積ませている。

曰く、彼女を取り巻く環境に対して、彼女が対抗しうる術を与えるためには仕方がなかった。そうは言うものの、成人間近の人間に施すものと同等の教育を行っていたことはフレイジアには伏せている。

現在では教育係の任を解かれており、表には出さないものの気にはかけている様子。


募集:
厄介事を持ち込む貴族、または王族(フレイジア様 ラスムーン様 ストック様)
信頼のおける部下であり、事務作業から情報収集までなんでも任せている親衛隊(リュカ、ラガ様)
過去に下した判断で不利益を被った平民(反逆軍、庶民から三名ほど、募集中)

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